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外壁塗装に必要な施工と塗料選定のポイント

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外壁塗装に必要な施工と塗料選定のポイント

外壁塗装に必要な施工と塗料選定のポイント

2024/03/25

外壁の塗装は、建物の美観を保つだけでなく、防水性や耐久性を高めるためにも重要な作業です。しかし、適切な施工と塗料選定が行われていない場合、必要な性能が得られず、塗膜の剥がれや色褪せなどの問題が生じる可能性があります。このため、外壁塗装を行う際には、施工方法や塗料の種類などに注意を払う必要があります。本記事では、外壁塗装に必要な施工と塗料選定のポイントについて解説します。

目次

    施工前の確認から始めよう

    外壁塗装を行う場合、施工前の確認作業が非常に重要です。建物の種類や素材、これまでの塗装履歴、最新の気象情報など、多くの要因が影響し、施工後の仕上がりに大きく影響するからです。 まず、建物の種類や素材に合わせて適切な塗装材を使用します。塗料の種類によって、屋外使用に適したものや木材に適したものなどがあり、それぞれの特性を理解することが重要です。また、建物が古い場合は、前回の塗装履歴を把握しておくことが必要です。既に塗装が厚くなっていた場合、適切な下地処理を行わなければ、塗装が剥がれる恐れがあります。 次に、お天気についても注視する必要があります。天候によっては施工ができない場合もありますし、塗装が乾きにくくなる恐れがあるため、施工の日程を調整する必要性があります。 また、隅々まで丁寧に点検を行うことが必要です。屋外であるため、雨や風などの環境変化によって塗装が剥がれている箇所などがあるかもしれません。それらを見落とすと、施工後に再度塗装する必要が出てくるため、時間もコストもかかることになります。 以上のように、外壁塗装を行う際には、施工前の確認作業が欠かせません。素材に合わせた塗料の選定、天候の把握、隅々の点検などを行い、素晴らしい仕上がりを実現しましょう。

    塗料の種類と特性を把握しよう

    外壁塗装において、塗料の種類は非常に重要です。塗料の種類によって、耐久性や防水性、色合いなどの特性が異なります。まずは、一般的な塗料の種類を紹介します。 まずは、アクリル塗料です。アクリル塗料は、水性塗料の一種であり、耐候性や耐水性に優れています。また、乾燥が早く、塗装後の臭いも少ないため、屋内や住宅に向いています。しかしながら、強い日差しにさらされる場合は変色する場合があるので、注意が必要です。 次に、シリコン塗料です。シリコン塗料は、耐久性が非常に高く、耐久年数が長い特徴があります。防水性にも優れており、外壁塗装に向いています。また、変色や色落ちが起こりにくいため、美観を長期にわたって維持できます。 その他にも、ウレタン塗料やフッ素樹脂塗料など、さまざまな種類の塗料があります。それぞれの塗料には、得意分野や特徴があります。外壁塗装には、建物や環境に合わせた適切な塗料を選ぶことが大切です。また、塗料の特性を把握して、適切なメンテナンスを行うことが、外壁の美観や耐久性を保つために不可欠です。

    適切な下地処理を行おう

    外観にも影響を与える外壁塗装。しかし、塗装の仕上がりを左右するのは実は塗料だけではありません。それは下地処理、つまり塗装前に行う下地の清掃・補修・養生作業です。下地処理が不十分だと、塗料が剥がれたりひび割れができたりする可能性が高まります。そのため、良質な下地処理が必要不可欠となります。 外壁塗装では、まずは外壁の表面をクリーニングして汚れやほこりを取り除きます。次に、塗装に適した状態にするため、傷やひび割れを修復し、凹凸を均す作業を行います。その後、下地の吸水性や密着性を高めるために、下塗りを行います。また、周囲の養生もしっかりと行うことで、何らかの事故やトラブルを防止することができます。 外壁塗装は、おおよそ10年に一度のメンテナンスが必要です。塗装前には、下地処理を怠らずに、丁寧に行っていきましょう。適切な下地処理を行うことで、長期間、美しく健やかな外壁を保つことができます。このように、下地処理は外壁塗装の重要な工程のひとつであり、しっかりとした施工が求められます。

    塗料の厚みと塗布方法に注意しよう

    外壁塗装を行う際には、塗料の厚みや塗布方法に注意が必要です。塗料を厚く塗っても、美しくなるという訳ではありません。逆に、塗料を薄く塗ると劣化が進行してしまう場合もあります。ですので、塗料メーカーさんが定めている塗布範囲内で、適正な厚みを保ちながら塗装する必要があります。 また、塗布方法も重要です。足場が必要な高所の場合、スプレー塗装が多く使われています。しかし、スプレー塗装だけだと、塗料の飛び散りが起こる場合もあります。そのため、スプレー前に周囲の建物や街路樹などをしっかりと被覆し、周辺に迷惑をかけないよう十分な配慮をする必要があります。 最近では、ローラー塗装やブラシ塗装など、手作業での塗装方法も注目されています。手作業での塗装の場合、塗料の厚みやムラの問題も少なく、美しい仕上がりを生み出すことができます。ただし、塗装面積が広い場合、作業に時間と手間がかかるため、塗布する人の腕力や体力にも注意が必要です。 塗料の厚みや塗布方法に配慮しながら、外壁塗装作業を行うことで、美しく長持ちする仕上がりを実現することができます。

    完成後も定期的なメンテナンスが大切

    外壁塗装の仕事につきもののメンテナンスは、完成後も重要な作業です。外壁塗装は、耐久性を高めるだけでなく、建物自体を美しくする大切な役割を果たしています。しかし、それだけに外壁には日々、様々な外的要因による負担がかかっています。大気汚染や紫外線、雨風などがその代表例です。これらの要因が原因で外壁が劣化・変色してしまうと、建物が老朽化してしまい、不具合が発生することに繋がります。そこで、定期的なメンテナンス作業を行うことが大切なのです。定期的なメンテナンスによって、劣化を防ぎ、美観を保ち、建物を長持ちさせることができます。外壁塗装は、お金や手間がかかりますが、それを無駄にしないためにも、定期的なメンテナンスを行い、長期的に管理することが必要です。そのような意識を持って、建物の持つ価値を守ることができると思います。

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